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俺らがやるよ(プール学習に地域の方の支援~知小学校運営協議会)
前の記事で、プール学習が始まった事を紹介しましたが、一つ問題が。
身長の小さな小学生。泳ぎも不得意な子もいて、そのままの水深では深すぎます。そこで、学校利用の際に、毎日、水深調整用の赤い台を上げ下ろしする必要があります。
これがまた、結構な重労働。しかも、子供たちの指導時間とも重なってしまい先生方では難しい作業です。
そこで、ヒーローのように登場したのが地域の方。

この活動は、昨年の「学校運営協議会」で、学校から、「困っていることと」して議題にあげたもの。
早速、運営協議会の会委員長さん始め委員の方が、地域の方に声をかけて協力いただけることになり、昨年(平成29年度)の水泳学習から地域の方の支援が始まりました。
そうして始まった活動は、今年で2年目になります。
初日の今日は、地域の方の紹介も含めて活動開始。

来ていただいた方の中には、毎朝の見守り隊で子供たちと顔を合わせている方もいるので、いきなり元気にハイタッチを交わす場面もありました。
台の上げ下ろしの後、子供の安全管理の補助もしてくれています。
泳ぎを地域の方に褒められると、子供もすごく嬉しそう。わざわざ地域の方に泳ぎを見てもらいに来る子もいます。

子供が、地域の方にこうして顔を覚えてもらい、交流が生まれることは、地域の方が学校に関心を持ってもらう事につながります。それは、子供の安心安全にも、意欲喚起にも大きな力となり学校にとっては大きなメリットがあります。
それだけではなく、地域の方が、地域の宝である子供たちを核として集うことにより、地域のコミュニティの拡大や生きがいといったメリットにもなります。
コミュニティスクールの目的は、学校が元気になるだけではなく、地域も元気になることにあると考えます。
ですから地域のメリットを意識して取り組むこと、そして、気軽に支援できることも大切な視点です。
この支援、運営協議会の方が活動を広げてくれて、今年は、この後、知内消防署の消防研究会の方にも支援いただけることになっています。