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金・物ではなく意欲喚起が大事(渡島PTA研修会長万部大会)
今年、長万部での開催となった、PTA研修大会。
本校からもたくさんの参加の協力をいただき、知内町から20人も参加いただきました。
移動は、長距離となるので町から福祉バスを出していただきました。本当にありがたいです。
移動の安心感もさることながら、途中のおしゃべりがまた絶好の研修となりました。

講師は、文部科学省の調査官を務める、長田 徹(ながた とおる)氏。
お堅い肩書きなので、堅苦しいお話かと思いきや、わかりやすく、また、感動の内容。

ステージ上からフロアに降りて、時々笑いも起きる軽快な話しで始まります。
実際の膨大な数の生徒の学力分析を元に、物を買っあげるなどのご褒美を学習の動機付けとした場合と、褒めて学ぶことの楽しさを味わわせて、やる気を持たせた場合との学力差を比較。
学ぶことの楽しさを元にした子の方が、学力が高いという結果が出たことなどを、グラフなどを使ってわかりやすく説明していただきました。
不思議だったのは、楽しさとご褒美両方のグループより、楽しさを動機としたグループの方が学力が高いということ・・・。
後半は、3.11東日本大震災の時、子どもが地域の方との関わりの中で力強く生きていく感動のお話をいただき、会場には涙する人も多数。
とてもためになった講演の後のお弁当・・・は、なんと、長万部なので「かに飯」。

午後は、分科会に分かれて意見交換等を行い、研修が終わりました。
最後は、来年度開催町の会長の挨拶。挨拶は、なんと,湯の里の前田知内町PTA会長。
そうです、来年は「知内町開催」。
帰路は、途中の森町の丘の駅や、なないろ七飯によってお土産もゲットして、無事に研修を終えました。

参加いただいたお母さん、お父さん方、本当にありがとうございました。