588553
細い氷がいっぱいあるぅ(朝の徒歩通学の風景)
寒暖差が激しいこの時期。今朝は、冷え込みました。
出勤すると、学校の玄関前で、しきりに手のひらを見つめる高学年の女子児童。
「どうした?」と聞くと、「こんなのが、たくさんあるぅ」と、目をキラキラさせて玄関前の花壇に案内してくれました。
そこには、無数の「霜柱」がにょきにょき。自然の作り上げる芸術です。
こうした生活の中のちょっとした変化に気づくことができることは、実はとっても大切な事。そして、その変化をとても大きな喜びや驚きとして受け止められる心の振れ幅が大きいことは、いろいろな事に興味を持って取り組む積極性の原動力となると考えるんです。
自然豊かなこの学校にあっても、その自然と向き合う機会が無ければなしえない瞬間です。
そして、子供の時でしか感じ取れることのできない瞬間です。
こうした瞬間が、車の移動という便利さと引き替えに少なくなるのは、とっても残念だとも思います。
毎朝、晴れの日も雨の日も、早くに、学校に歩いてくるこの子。
こんな感動を感じながら登校して来ていると、学校生活がどれほど楽しいかと思い、とってもほほえましく思うのです。


